書籍紹介
『「家で幸せに看取られる」ための55のヒント』
「よく生き、よく死ぬ」ための新常識
在宅診療医/しろひげ在宅診療所院長
山中光茂 著
定価:1,540円(本体1,400円+税10%)
九十九シンシャ2冊目の書籍
著者は1000人以上のお看取りをしてきた
「しろひげ在宅診療所」院長の山中光茂さん。
巻末に漫画家の倉田真由美さんとの
特別対談も掲載しています。
「自宅で幸せに看取らる」ことをゴールに置き
そこからさかのぼって
どう生きればいいのか
何を大切にすればいいのか
医療・介護をどう活用すればいいのかを
55項目に分けて記しています。
最期を笑顔で迎えるために
「よく生き、よく死ぬ」ために
知っておきたいヒントが満載!
ご家族の看取りが近い方だけでなく
「まだ元気だけど」という60歳以上の方にも
ぜひご一読いただきたい1冊です。
『患者の壁』――[ベルトコンベア医療] には乗るな!
和田秀樹著
定価:1,650円(本体1,500円+税10%)
皆さんは毎年健康診断を受けて不健康を示す検査値を突き付けられ、数値が基準値に収まるように生活指導や薬を処方されていませんか? でも、その「基準値」が健康長寿を必ずしも保証するものではないとしたら……。
本書では、健康診断から始まり、生きる楽しさを見失う医療を「ベルトコンベア医療」と呼び、医療業界を「不安産業」と位置付けています。では、どうすれば〝ベルトコンベア〟から降りることができるか? 本書では、患者に立ちはだかる7つの壁(健康診断、医者、薬、節制、認知症・うつ、介護・入院、死)を示し、その超え方・降り方を解説しています。
日本では医者を自由に選べますが、選ぶ側の知識が不足しているため、医者選びは簡単ではありません。「患者目線で良医を選べるようにしたい」というのが著者の切なる願い。患者さんに知識をつけてもらい、自分にあった医者選びができるようになる第一歩が本書のテーマでもあります。